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八百屋ベジタン - 簿記を学ぶ軌跡 -
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第2章 
第11回 当座預金
● 当座
今回は、当座預金と当座借越についてのお話でした。
ここはストーリーでばっちりですね!といいたいのですが、実は仕訳の仕方は2種類あるんです。
ストーリーの中で見たのはそのうちの1つで、二勘定制とでもいうものですね。当座預金と当座借越の2つの勘定を使いました。

でも、実はちょっと考えてみると、これってめんどくさいと思いませんか?
何がめんどくさいでしょうか?

はい。例えば、銀行に3万円しかないのに、仕入で5万円の小切手を渡すと仕訳はこうでした。

(仕入) 50,000 (当座預金) 30,000
           (当座借越) 20,000

ここがポイントです。
これはですね、仕訳をする人が、銀行に今3万円しかないことを分かっていないといけません。でないと、間違えて、貸方に当座預金を5万円としてしまいそうです。

で、そんなめんどくささをなくす方法がもう一つの方法。
こっちでは勘定は1つしか使いません。その名も、「当座」です。

(仕入) 50,000 (当座) 50,000

こうしてしまいます。預金とも借越とも言わないこの勘定は、どちらでもかまわないのです。

ということで、当座の方が便利ですが、簿記の問題で、当座借越を問われることもあると思いますので、覚えるなら両方の方法は知っていた方がいいとは思います。

● 通貨代用証券
次に通貨代用証券のお話をします。
また、難しそうなのだ!と思わないでくださいね。名前は堅い感じですが、簡単です。
一言でいうと、「現金じゃないけど、現金みたいなもの」のことです。

そうです。
今回のストーリーでも出てきました。
小切手ですね。小切手はすぐに現金に換えられるから、簿記では現金勘定で仕訳をします。

といった、現金じゃないのに現金として仕訳をするものが簿記ではいくつかありますので、代表的なものを紹介します。

まず、一つ目が小切手。これはいいですね。

次に、二つ目が、配当金領収証です。
これは、株をやってる人ならわかりやすいと思いますが、要は株を持っていると毎年、利息みたいに、配当というのをもらえるんですね。この配当は、銀行への振込とかじゃなく、紙切れが送られてきたりします。この紙切れが配当金領収証というものです。銀行に持っていくと、現金に換えてくれます。

で、三つ目が、社債の利札(りふだ)です。
これも、配当と同じような感じですね。社債というのは、会社にお金を貸すようなものですが、これも利息がもらえます。話すとややこしいのですが、よく「利払い日の到来した公社債の利札」と言われます。利札には日付が書いていて、その日が過ぎないとお金には変えられからなんですね。

で、四つ目が、郵便為替証書。これもあまりピンとこないと思いますので、あまり気にしないでください。銀行ではなく郵便局でお金に換えられる紙ですね。

と、あまりちゃんとした説明にはなってませんが、この辺りは問題を解く中でなれるほうが早いと思います。

ということで、今回は当座と通貨代用証券でした。

ポイント!!
@ 当座預金と当座借越をまとめると、当座!
A 通貨代用証券は、すぐに現金に換えられるので、現金!

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