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八百屋ベジタン - 簿記を学ぶ軌跡 -
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第2章 
第15回 いろいろな債権債務
● いろいろな債権債務
今回はちょっとストーリーが長くなってしまいましたが、いろいろな債権債務が出てきました。

まず、言葉の整理からですが、債権とは何か?
これは、「人からお金を受け取る権利」のことです。
逆に、債務というのは、「人にお金を支払う義務」があることです。

この債権債務・実は今までにもいくつか出てきています。わかりますでしょうか?

はい。
例えば、売掛金ですね。これは、後でお金をもらうので債権です。
また、受取手形も似たようなものでした。これも債権です。
そして、前渡金。これは、お金を受け取るのではなく、後で商品を受け取るのですが、仮に相手が商品を渡せなくなってしまった場合などには、お金を返せ!と言えるので、これも債権です。

ということは債務は簡単ですね。
逆の立場では債務になるわけなので、買掛金、支払手形、前受金は債務です。

あとは、借入金という債務もありました。
これは、貸す側では、貸付金と言ってこれも債権になります。

そして、今回出てきた立替金と預り金。

ベジタンでは、亜季ちゃんの反則金を立て替えたので、亜季ちゃんに後でその分を請求できます。今回は、給料から差し引くという形でしたが、この立替金も債権です。

で、預り金というのは、一時的に預っているだけですので、債務です。今回のように、給料を払うときの、所得税や保険料はお店や会社側が預っておいて、後で税務署などに納めることになります。

そして、次に仮払金と仮受金。

これは、正確には、債権債務ではないと思いますが、簿記のテキストなどでは債権債務の章に入っていることが多いです。似たようなものだからでしょうか。

まず、仮払金ですが、今回は出張の際に、ヤナロウに5万円を渡しました。
ヤナロウは、ベジタンの店長なわけですから、ただ、店長がお金を持って出かけただけです。別にこの時点で債権は何も発生しません。

ただ、仕訳をする側からすれば、手元からお金が出ていくわけなので、記録をしておかなければいけません。何に使うかわからないので、一応「仮払い」としておくわけです。

仮受金の場合は、逆に、どういう理由でお金を受け取ったかわからない場合ですね。
今は、理由がわからないけど、とりあえずお金は増えているわけだから、記録はしておきます。

そういう意味では現金過不足と似ていますね。ただ、「現金過不足」の場合は、原因が不明な場合ですが、「仮受金」は今回のように、後でヤナロウに聞けばわかるといった場合に使います。

ということで今回のテーマは債権債務でした。

ポイント!!
@ 債権は、お金を受け取る権利!
A 債務は、お金を支払う義務!

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