
第20回 経過勘定
● 経過勘定の4パターン
はい、今回は経過勘定についてのお話でした。
ここでまず整理をしておきます。
経過勘定には4つのパターンがあるんですね。
@ 費用の前払い(前もって払いすぎ)
A 費用の未払い(まだ払っていない)
B 収益の前受け(前もってもらいすぎ)
C 収益の未収(まだもらっていない)
全部、3,000円の利息として、仕訳を書くとこうなります。
@ (前払利息) 3,000 (支払利息) 3,000
A (支払利息) 3,000 (未払利息) 3,000
B (受取利息) 3,000 (前受利息) 3,000
C (未収利息) 3,000 (受取利息) 3,000
具体的には、はストーリーにあったとおりですね。
この辺りは、練習問題を繰り返す中で自然に身に付いていきます。
ちなみに、前もって3,000円払いすぎている場合には、その3,000円は「次の年の費用にする」ということで、「次の年に繰り延べる」といいます。「繰延べ」ですね。これは、前もって3,000円受け取っているときも同じです。
逆の場合には、「まだ払っていないのに費用を計上する」ということで、「先を見越して計上する」ということですので、「見越し」といいます。
見越しと繰延べという言葉はときどき使います。
● 消耗品
はい、次に消耗品についてです。
これは、経過勘定ではないのですが、似たような処理をするので、ここで見ておきます。
例えば、文房具を2万円買った場合。
この場合は仕訳はこうします。
(消耗品) 20,000 (現金) 20,000
で、文房具を使った場合、通常考えたら、使った分だけ費用になります。100円のシャーペン1本使い切りました!という場合はこうです。
(消耗品費) 100 (消耗品) 100
ただ、これはめんどくさすぎです。毎回、こんな仕訳をしていたら時間がもったいないです。
ということで、消耗品は使い切っても、そのたびには仕訳はしません。
じゃあ、どうなるのか?
買った分は、消耗品勘定に計上するので、買うたびに消耗品は増えていきますね。例えば、1年間で10万円分買ったとしたら、勘定としては10万円残っています。
大体、予想はついてきたでしょうか?
もし、このとき、年末に消耗品が5,000円分しか残っていなかったとしたら?
ということですね。
この場合、「あ、今年は95,000円分使ったんだな」というのが分かります。
(消耗品費) 95,000 (消耗品) 95,000
こう仕訳をするんですね。
使うたびに仕訳をするより、期末にまとめて仕訳をする方がよっぽど楽です。
で、これが消耗品の仕訳の方法なのですが、実はもう一つ方法があります。
買ったときの仕訳。
(消耗品費) 100,000 (現金) 100,000
決算整理仕訳。
(消耗品) 5,000 (消耗品費) 5,000
こんな方法ですね。
これはさっきと逆になっているだけです。どっちの方法でも結果は同じになります。
ということで、今回は経過勘定と消耗品についてでした。
はい、今回は経過勘定についてのお話でした。
ここでまず整理をしておきます。
経過勘定には4つのパターンがあるんですね。
@ 費用の前払い(前もって払いすぎ)
A 費用の未払い(まだ払っていない)
B 収益の前受け(前もってもらいすぎ)
C 収益の未収(まだもらっていない)
全部、3,000円の利息として、仕訳を書くとこうなります。
@ (前払利息) 3,000 (支払利息) 3,000
A (支払利息) 3,000 (未払利息) 3,000
B (受取利息) 3,000 (前受利息) 3,000
C (未収利息) 3,000 (受取利息) 3,000
具体的には、はストーリーにあったとおりですね。
この辺りは、練習問題を繰り返す中で自然に身に付いていきます。
ちなみに、前もって3,000円払いすぎている場合には、その3,000円は「次の年の費用にする」ということで、「次の年に繰り延べる」といいます。「繰延べ」ですね。これは、前もって3,000円受け取っているときも同じです。
逆の場合には、「まだ払っていないのに費用を計上する」ということで、「先を見越して計上する」ということですので、「見越し」といいます。
見越しと繰延べという言葉はときどき使います。
● 消耗品
はい、次に消耗品についてです。
これは、経過勘定ではないのですが、似たような処理をするので、ここで見ておきます。
例えば、文房具を2万円買った場合。
この場合は仕訳はこうします。
(消耗品) 20,000 (現金) 20,000
で、文房具を使った場合、通常考えたら、使った分だけ費用になります。100円のシャーペン1本使い切りました!という場合はこうです。
(消耗品費) 100 (消耗品) 100
ただ、これはめんどくさすぎです。毎回、こんな仕訳をしていたら時間がもったいないです。
ということで、消耗品は使い切っても、そのたびには仕訳はしません。
じゃあ、どうなるのか?
買った分は、消耗品勘定に計上するので、買うたびに消耗品は増えていきますね。例えば、1年間で10万円分買ったとしたら、勘定としては10万円残っています。
大体、予想はついてきたでしょうか?
もし、このとき、年末に消耗品が5,000円分しか残っていなかったとしたら?
ということですね。
この場合、「あ、今年は95,000円分使ったんだな」というのが分かります。
(消耗品費) 95,000 (消耗品) 95,000
こう仕訳をするんですね。
使うたびに仕訳をするより、期末にまとめて仕訳をする方がよっぽど楽です。
で、これが消耗品の仕訳の方法なのですが、実はもう一つ方法があります。
買ったときの仕訳。
(消耗品費) 100,000 (現金) 100,000
決算整理仕訳。
(消耗品) 5,000 (消耗品費) 5,000
こんな方法ですね。
これはさっきと逆になっているだけです。どっちの方法でも結果は同じになります。
ということで、今回は経過勘定と消耗品についてでした。
@ 経過勘定は4パターン!
A 消耗品は決算で調整!
A 消耗品は決算で調整!
