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八百屋ベジタン - 簿記を学ぶ軌跡 -
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第3章 
第22回 有価証券の評価
● 有価証券の損益
今回は有価証券の評価についてでした。
要は、期末の金額に合わせるだけですね。

ストーリーでは、株価があがったパターンを見ましたので、ここでは下がった場合も見てみます。

もし、菜々子さんが買っていた15万円の株が12万円になっていた場合にはどうするか?

ただ逆になるだけですね。

(有価証券評価損) 30,000 (有価証券) 30,000
こうなります。

と、有価証券の評価についてはこの程度です。

とすると、ちょっと物足りないので、雑談程度に有価証券の評価についての話をしてみます。

昔は有価証券の評価というのは、特にしませんでした。

今回の話でいうなら、15万円のままにしておいたんですね。実際に売るまでは、利益がちゃんと出ているわけではないだろうという理由です。
今、25万円でも年が明けたら、また20万円くらいまで下がるかもしれません。

ただ、こういった処理にしていると、一つ問題がありました。

さて、どういった問題でしょうか?

有価証券の評価を、損益に入れないことから出る問題です。

例えば、決算日が12月31日の企業の場合で考えますと、12月20日くらいの時点で100万円の赤字(損失が100万円ということ)であることが分かるとします。

ここで、有価証券の評価益が300万円あったとしたら?

この株を売れば300万円の売却益が出るので、200万円の黒字になります。ただ、この株を持っているだけだと、評価益は決算で計上しないので、100万円の赤字のままです。

企業からしたら赤字というのは、印象はよくありません。

なので、株を売るか売らないかで利益を調整できます。

逆に、今年は利益がたくさんあるけど、来年は厳しそうだから、この株は来年売って売却益を出そうなんて調整もできます。

株を使えば、ある程度利益が操作できてしまうんですね。

これが、問題だということで、評価損益を計上することになりました。

と、蛇足ですが、こういう理由で有価証券の評価損益は決算で計上することになります。

以上、有価証券の評価についてでした。

ポイント!!
@ 有価証券を決算で評価しないと利益を操作できてしまう!

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