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八百屋ベジタン - 簿記を学ぶ軌跡 -
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第1章 決算整理仕訳
第3回 損益計算書
● 収益より費用が多い場合は?
第3回目のテーマは、損益計算書でした。

これは、ストーリーにもあったとおり、収益と費用と利益を記載する資料です。

損益計算書のいちばん大事なポイントは、収益は右、費用は左に書くということです。そして、差額の利益が左にくることで、左右の合計金額が一致します。

はい、ではもし、収益より費用の方が大きかったらどうなるでしょうか?

例えば、収益を右に300、費用を左に500・・

損益計算書

この場合は、利益ではなくて損失がでてしまいます。
ということは、「左に利益」とはできないんです。
どうしたらよいでしょうか?

はい。この場合は逆のことが起こるんです。

「右に損失」が200ですね。そうすることで、左右の金額が一致します。

損益計算書

ということですが、何より重要なのは、収益が右、費用が左、これをまず覚えてください。

ちなみに、損益計算書の、当期純利益や当期純損失を赤文字で表示していますが、これには理由があります。

損益計算書のルールでは、赤で書くということになってるからなんです。

といっても、最近は大体パソコンで作るので赤で書いている損益計算書を見る機会はほとんどないような気もしますが・・
これはそれほど重要じゃないと思いますが、一応簿記3級ではそういう風に習うので、書いておきます。

● 損益計算書の補足
話は変わりますが、第1回の解説で出てきた簿記の2つの目的を覚えていらっしゃいますでしょうか?

はい。目的は、1つが財産(財政状態)の計算、もう1つが利益(経営成績)の計算でした。
ということは、この損益計算書。これはどういう位置づけなのか?

そうです、ここでいう利益を計算しているのが、まさにこの損益計算書。これを作ることが簿記の目的の1つなわけです。
これも大して覚えなきゃというほどではありませんが、なるほどなぁという程度に聞いていただければいいです。

ちなみに、損益計算書は英語で「Profit and Loss Statement」というので、略して、P/L(ピー・エル)とよく言います。一応P/L、P/Lと言われたときになんのことか分かる方がいいとは思います。

● 時間を表す用語
あと、簿記では期首、期中、期末という用語が出てきます。
これは何を表しているでしょうか?

といっても特に難しいものじゃないですね。
1年間のスタートを期首、1年間の終わりを期末、その間のことを期中といいます。これはあえて覚えようとしなくても、自然に身に付いていくと思いますので、頭の片隅にでも入れておいてください。

ちなみに、ベジタンのような個人商店は、1月1日から12月31日の1年間で区切りますが、株式会社はいつからいつでもかまいません。日本では4月1日から、3月31日までの会社が多いんですね。

とりあえず、簿記3級レベルでは、個人商店を知ってもらえればオッケーですので、この辺りはただの読み物と思っていただければいいです。

今回は、いろいろ説明はしましたが、重要性の高いものではないと思いますので、気楽に考えてください。ということで、第3回の解説でした。

ポイント!!
@ 損が出たら右に当期純損失!
A 損益計算書を作るのが簿記の目的の1つ!

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