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八百屋ベジタン - 簿記を学ぶ軌跡 -
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第3章 
第19回 車はちょっとずつボロくなるけど?
■ 何年くらいもつのかしら
前回、貸倒引当金を計上した菜々子さん。
決算整理では、他にもたくさんやることがあります。
そこで、次にやるのが、減価償却費です。

菜々子
「えーっと、次には・・そう、「減価償却費」を計上しなきゃね」
ヤナロウ
「なんやなんや!お前はいつの間にそんなにいろんなこと知ってんねん!」
菜々子
「あなたもちゃんと勉強してくださいよ。そうそう、うちで持ってる車、ちょっと古くなってきたよね」
ヤナロウ
「それがどないしてん?」
菜々子
「あの車、今いくらで総勘定元帳に載ってたっけ?」
ヤナロウ
「確か・・100万やな!買ったとき100万やったからな」
菜々子
「そうね、でも今100万円も価値あると思う?」
ヤナロウ
「んー・・さすがにないやろなぁ。けっこう乗り回してるし・・」
菜々子
「でしょ。だったら、このまま100万円って載せてたら変じゃない。これはあと、何年くらい持つかしらね」
ヤナロウ
「まぁ、今大体買ってから1年やから、あと5年くらいは持つんちゃうか?」

はい、ということで、100万円のまま、貸借対照表に載せておくのはまずいようです。
では、どういう仕訳をするのがいいのでしょうか??

シンキングターイム・・・

では、菜々子さん。

菜々子
「そうそう、買ってから6年使えるってことよね。ってことでこの100万円を6年にわたってちょっとずつ価値を減らしていくのよ」
ヤナロウ
「ほほぉ、ってことは100万円を6年で割るから・・って割り切れへんやん!大体16万くらい減らすんか」
菜々子
「ちょっと待って。確かに6年くらいしか使えないとは思うけど、6年経ったら全く価値がなくなると思う?」
ヤナロウ
「そらぁ、最後スクラップ業者に引き取ってもろうたら、いくらか金にはなるやろうなぁ」
菜々子
「そ!でしょ、だからゼロまでは下げないのよ。大体買った金額の10%は残すのね」
ヤナロウ
「なんや、ややこしいなぁ。ってことは、100万円の10%やから、10万円は残すのか。じゃあ、減らす分は90万円やから、これを6年で割ると・・・15万円やな」
菜々子
「大正解!とりあえず、今年は15万円減らしとくね。で、費用の勘定の名前が減価償却費ね。ってことで、こうね」

(減価償却費) 150,000 (車 両) 150,000

ヤナロウ
「なんか仕訳自体は簡単やのになぁ。計算がめんどくさいな」

補足ですが、車両を取得した金額の100万円、これを「取得原価」といいます。そして、10%残す分、これを「残存価額」といいます。また、何年くらい持つのかという年数を「耐用年数」といいます。

計算式で言うと、取得原価×0.9÷耐用年数ですね。
これで、減価償却費が計算できます。言葉は自然に理解できるようになると思いますので、まず大事なのは計算の仕方ですね。

ということで、今回は減価償却費についてでした。

ポイント!!
@ ちょっとずつ価値を減らすのが減価償却費!
A 減価償却費は、取得原価×0.9÷耐用年数!

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