
第23回 決算まとめるのはめんどくさい?
■ 楽に整理したいんだけど・・
今回でついに最終回です!
ここまで、一通り簿記の手続を見てきました。決算整理仕訳も終わり、あとは貸借対照表と損益計算書を作るだけです。
菜々子
「ふぅ、一通り決算整理仕訳はできたわね」
ヤナロウ
「おぉ、これでやっと終わりか。で、この後はどうするんや?」
菜々子
「最初に、試算表を作ってくれたでしょ。で、その後決算整理仕訳をしたから、その分を直していくのよ。それで最後に、貸借対照表と損益計算書を作ればやっと終わりね」
ヤナロウ
「なんやめんどくさそうやなぁ・・なんか楽に作れる方法はないんか?」
菜々子
「ふふーん、実はまた文房具屋の前田さんにいいもの教えてもらっちゃったんだー。「精算表」ってのを使うと楽にできるんだって」
ヤナロウ
「お?じゃあ、それ使おうや。どうやって使うんや?」
菜々子
「私もまだ聞いただけだけど、まず前田さんに聞いた使い方を説明するわね。これ見て。たてに8列数字を入れるところがあるから8桁精算表っていうみたい」

ヤナロウ
「全然意味がわからんぞ・・」
菜々子
「まぁ、ちょっと順番に。ここでは、例で有価証券を書いてみたんだけど、まずいちばん左の試算表の列あるでしょ?ここには、最初に作ってくれた試算表の金額を入れとくの」
ヤナロウ
「おぉ、確か有価証券は15万円やったってことか。わかるわかる。有価証券評価益っていう勘定はなかったなぁ、だからこれは何も入ってないんか」
菜々子
「そういうことね。で、次にその右の整理記入っていう列。ここには決算整理の金額を入れるみたいよ」
ヤナロウ
「なるほど、確かこういう仕訳したな」
(有価証券) 100,000 (有価証券評価益) 100,000
菜々子
「そうね、有価証券の借方に10万、有価証券評価益の貸方に10万ね。で、あとは最終的にいくらになるかを貸借対照表か損益計算書の列に書くのね」
ヤナロウ
「んーと・・有価証券は貸借対照表の勘定やから、貸借対照表の欄の借方に25万って書くんか。評価益は収益やから損益計算書の貸方やな」
菜々子
「ちょっとややこしいけどね。ガンバって書いてみるしかないわね。誰でも最初は慣れないものよ。じゃあ、お願いね」
ヤナロウ
「りょうかーい。っておい!お前も手伝ってくれよ」
菜々子
「私、決算整理仕訳したじゃない?それ見て写していくだけなんだから、ほらガンバって」
ということで、ヤナロウが全部まとめることになりました。
それから数時間後・・
ヤナロウ
「終わった〜!!どうや!」



菜々子
「スゴーい!ちゃんとできてるじゃん!」
ヤナロウ
「お前どんだけ時間かかったと思ってんねん。まぁ、とりあえずできてよかったわ」
はい、ということで、このように精算表は使っていきます。勘定が多いので、一見難しそうに見えますが、やっていることはそれほど難しくありません。決算整理仕訳の分をちゃんと書いて、右の方の貸借対照表とか損益計算書の欄に数字を入れるだけですね。
ちなみに、ここではストーリーでは出てきていなかった仕訳も入れてあります。建物や備品も固定資産なので、減価償却が必要なんですね。それが適当な金額で入っています。
菜々子
「ありがとう。じゃあ、残りは私がやるわよ。去年やったみたいにちゃんと、貸借対照表と損益計算書の形で作っておかないとね」
ヤナロウ
「ん?このままじゃあかんのか?」
菜々子
「この精算表はただ計算を便利にするためだけの紙なのよ。ちゃんとした書類としては、貸借対照表と損益計算書を作らなきゃ」
ヤナロウ
「そうなんか。まぁ、この1年いろいろあったけど、うまくいってよかったわ。簿記も分かってきたし」
菜々子
「そうね。こんなに順調にいっていいのかしらって気もするくらい。これもあなたといっしょにやってこれたおかげよ」
ヤナロウ
「何言うとんねん、お前がおらんかったら、全然ムリやったわ。来年もよろしくな!」
ということで、無事1年を終えることができました。
簿記には、まだまだたくさんの仕訳や勘定科目があります。ただ、これまで見てきた流れが分かれば、基本は押さえられます。
あとは、何が出てきても所詮は仕訳や勘定科目。
このストーリーをきっかけに、勉強に取り組みやすくなっていただけたら、たいへんうれしいです。
では、以上で、「ストーリーで学ぶ!簿記3級〜八百屋ベジタン - 簿記を学ぶ軌跡 - 〜」は終わりになります。
今回でついに最終回です!
ここまで、一通り簿記の手続を見てきました。決算整理仕訳も終わり、あとは貸借対照表と損益計算書を作るだけです。
菜々子
「ふぅ、一通り決算整理仕訳はできたわね」
ヤナロウ
「おぉ、これでやっと終わりか。で、この後はどうするんや?」
菜々子
「最初に、試算表を作ってくれたでしょ。で、その後決算整理仕訳をしたから、その分を直していくのよ。それで最後に、貸借対照表と損益計算書を作ればやっと終わりね」
ヤナロウ
「なんやめんどくさそうやなぁ・・なんか楽に作れる方法はないんか?」
菜々子
「ふふーん、実はまた文房具屋の前田さんにいいもの教えてもらっちゃったんだー。「精算表」ってのを使うと楽にできるんだって」
ヤナロウ
「お?じゃあ、それ使おうや。どうやって使うんや?」
菜々子
「私もまだ聞いただけだけど、まず前田さんに聞いた使い方を説明するわね。これ見て。たてに8列数字を入れるところがあるから8桁精算表っていうみたい」

ヤナロウ
「全然意味がわからんぞ・・」
菜々子
「まぁ、ちょっと順番に。ここでは、例で有価証券を書いてみたんだけど、まずいちばん左の試算表の列あるでしょ?ここには、最初に作ってくれた試算表の金額を入れとくの」
ヤナロウ
「おぉ、確か有価証券は15万円やったってことか。わかるわかる。有価証券評価益っていう勘定はなかったなぁ、だからこれは何も入ってないんか」
菜々子
「そういうことね。で、次にその右の整理記入っていう列。ここには決算整理の金額を入れるみたいよ」
ヤナロウ
「なるほど、確かこういう仕訳したな」
(有価証券) 100,000 (有価証券評価益) 100,000
菜々子
「そうね、有価証券の借方に10万、有価証券評価益の貸方に10万ね。で、あとは最終的にいくらになるかを貸借対照表か損益計算書の列に書くのね」
ヤナロウ
「んーと・・有価証券は貸借対照表の勘定やから、貸借対照表の欄の借方に25万って書くんか。評価益は収益やから損益計算書の貸方やな」
菜々子
「ちょっとややこしいけどね。ガンバって書いてみるしかないわね。誰でも最初は慣れないものよ。じゃあ、お願いね」
ヤナロウ
「りょうかーい。っておい!お前も手伝ってくれよ」
菜々子
「私、決算整理仕訳したじゃない?それ見て写していくだけなんだから、ほらガンバって」
ということで、ヤナロウが全部まとめることになりました。
それから数時間後・・
ヤナロウ
「終わった〜!!どうや!」

菜々子
「スゴーい!ちゃんとできてるじゃん!」
ヤナロウ
「お前どんだけ時間かかったと思ってんねん。まぁ、とりあえずできてよかったわ」
はい、ということで、このように精算表は使っていきます。勘定が多いので、一見難しそうに見えますが、やっていることはそれほど難しくありません。決算整理仕訳の分をちゃんと書いて、右の方の貸借対照表とか損益計算書の欄に数字を入れるだけですね。
ちなみに、ここではストーリーでは出てきていなかった仕訳も入れてあります。建物や備品も固定資産なので、減価償却が必要なんですね。それが適当な金額で入っています。
菜々子
「ありがとう。じゃあ、残りは私がやるわよ。去年やったみたいにちゃんと、貸借対照表と損益計算書の形で作っておかないとね」
ヤナロウ
「ん?このままじゃあかんのか?」
菜々子
「この精算表はただ計算を便利にするためだけの紙なのよ。ちゃんとした書類としては、貸借対照表と損益計算書を作らなきゃ」
ヤナロウ
「そうなんか。まぁ、この1年いろいろあったけど、うまくいってよかったわ。簿記も分かってきたし」
菜々子
「そうね。こんなに順調にいっていいのかしらって気もするくらい。これもあなたといっしょにやってこれたおかげよ」
ヤナロウ
「何言うとんねん、お前がおらんかったら、全然ムリやったわ。来年もよろしくな!」
ということで、無事1年を終えることができました。
簿記には、まだまだたくさんの仕訳や勘定科目があります。ただ、これまで見てきた流れが分かれば、基本は押さえられます。
あとは、何が出てきても所詮は仕訳や勘定科目。
このストーリーをきっかけに、勉強に取り組みやすくなっていただけたら、たいへんうれしいです。
では、以上で、「ストーリーで学ぶ!簿記3級〜八百屋ベジタン - 簿記を学ぶ軌跡 - 〜」は終わりになります。
@ 決算の整理には精算表を使うと便利!
A 精算表は、正式な書類じゃない!
A 精算表は、正式な書類じゃない!
次のページ>>
