トップ簿記3級>ストーリー編
八百屋ベジタン - 簿記を学ぶ軌跡 -
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第1章 
第5回 毎日、どう記録すれば効率的?
■ 便利なノート発見!
新しく年も明けました。
今日は八百屋ベジタンはお休みの日。 ベジタンの店主ヤナロウの奥さん菜々子さんは、「あるある文房具店」へお買い物です。

文房具店のおばちゃん前田さん
「いらっしゃい。久しぶりね〜、菜々子さん」
菜々子
「こんにちは。そうね、ちょっと相談ごとがあって」
前田さん
「どうしたのよ?」
菜々子
「うーん、最近お店のお金の出入りをノートに記録し始めたんだけど、なんかめんどくさくて・・それをちゃんとつけるようのものとかってないのかしら」
前田さん
「あるわよぉ。ちょっと待って」
:
「そうそう、これこれ。この 「総勘定元帳」そうかんじょうもとちょうってやつと、 「仕訳帳」しわけちょうってやつ」
菜々子
「わぁ。なんか使いやすそうね!これはどう使うの?」
前田さん
「じゃあ、まず 総勘定元帳 を見てみて」

現金勘定

はい、これはどう使うでしょうか??

ちなみに前回までに出てきた、現金 とか借入金とか売上とか水道光熱費とか、そういったのを「勘定」とか「勘定科目」という風にいいます。
で、それを一個一個こんな風に載ってるものが総勘定元帳です。

前田さん
「これは現金 のページね。
現金が増えたときは、この左側部分に書くの。で、減ったときは右側に書くの。そうしていけば、 最後にこの差額を計算すれば、残りの金額 がわかるでしょ。例えば、 1,000円 受け取ったとき、 300円 払ったときのを両方書くと、こんな感じね」

現金勘定

菜々子 「まぁ!これなら、今現金は700円あるってことね!
現金だけじゃなくて、備品とか売上とか仕入とか全部そうやって書いていけばいいのね!これは簡単ね!」
前田さん
「そう。ただ、一個注意しなきゃいけないのが、 現金は左がプラス 、 右がマイナス だったけど、全部そうとは限らないのよ 」
菜々子
「え?全部左がプラスって決めてた方が便利じゃない?」
前田さん
「それが実はそんなことないのよ。貸借対照表とか損益計算書とかってあるでしょ。それに合わせて書くってルールがあるのよ」

はい、貸借対照表と損益計算書を思い出してください。
それぞれ、左に書くものと右に書くものってありましたね。

貸借対照表 損益計算書

資産と費用は左。
負債、資本、収益は右。
実は総勘定元帳はこれとあわせて、プラス、マイナスの書き方は違ってきます。
現金や仕入、雑費のような、資産、費用が増えたら左、減ったら右。
借入金や資本金、売上のような、負債、資本、収益が増えたら右、減ったら左に書くことになります。

ちなみに、簿記では左側と右側がたくさん出てきますが、左側のことを 「借方」かりかた、右側のことを 「貸方」かしかたといいます。

ということで、今日はここまで。
慣れるまではちょっとややこしいですが、何度か書いてみるとすぐ慣れてきます。
次回は、この具体的な書き方についてのお話になります。


ポイント!!
@ 毎日の記録は総勘定元帳に!
A 簿記では左側を借方、右側を貸方という!

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