
第8回 先にお金を受け取ったときは?
■ ギューギューレストラン開店!
大繁盛が続くベジタン。2月を迎えた今日。
今日は朝から、変わったお客さんがやってきました。
お客さん
「すいませーん!ご主人はいらっしゃいますでしょうか〜?」
菜々子
「はーい、ちょっと待ってくださいねー。主人は今、市場に仕入に出かけてるんですよ。
どういったご用件ですか?」
お客さん
「あ、奥さんでいらっしゃいますか?これはどうも!
この度、わたくし、この近くでギューギューレストランを始めることになった牛田と申します。
ベジタンさんの野菜は安くておいしいと聞きまして、伺った次第であります」
菜々子
「まぁ、それはうれしいですね」
牛田
「そこで、これから毎朝こちらでお野菜を買わせていただけるとありがたいのですが。
とりあえず、今日はキャベツ30個、ピーマン80袋、トマト50個いただけると・・」
菜々子
「それは喜んで!主人も喜ぶわ。あ、ちょうど帰ってきたみたいね」
ヤナロウ
「お、どないしたんや?」
菜々子
「こちら、レストランを始める牛田さん。これからここで野菜を買いたいそうよ。
とりあえず、今日の分出しちゃって」
ヤナロウ
「おおきに!毎度あり!」
牛田
「あ、そこでご相談なんですが、ここの代金は1ヶ月ごとにまとめて払うということでもよろしいですか?
毎日、細かく払うのはたいへんなもので」
ヤナロウ
「おぉ、かまわんかまわん!ちゃんと払ってくれるならな。こんな大量に買うてくれるんやもん!そんくらい聞かなな」
菜々子
「あ、あなた。でも、1ヶ月もお金もらえないと、うちが仕入れに行くお金なくなりますよ」
ヤナロウ
「お、おぉ、そうか・・牛田さんでしたっけ?
もしよければ、事前に10日間分くらい払ってくれへんかなぁ?
今日の分はちょっとまけといて25,000円くらいやから、とりあえず30万くらい前払いしてくれると助かるんやけど」
牛田
「わ、わかりました!そうですね、じゃあとりあえず30万円現金で今払いますね。では、これからよろしくお願いします!」
ヤナロウ
「毎度〜!いい客ができたもんやなぁ!よし、菜々子、今日の売上30万やな。オレもちょっと簿記わかってきたし、書いとくぞ」
(現金) 300,000 (売上) 300,000
ヤナロウ
「こうやな!」
菜々子
「あら、違うわよ。確かにお金は30万円受け取ったけど、全部が今日売れたわけじゃないでしょ」
はい!
ここで問題です!
このように、前持ってお金を受け取った場合は、どう記録するべきなのでしょうか??
シンキングターイム・・
とりあえず順番に考えていくと、
まず、受け取った分として、左に現金300,000円、
今日売れた分として、右に売上25,000円・・
ここで思い出してください。仕訳のルールを。
そうですね。簿記では必ず、左と右の金額は一致しなければいけませんでした。
では、今日の売上にはならない差額分275,000円分は一体何になるのでしょうか。
はい、菜々子さん。
菜々子
「これは、前もって受け取ってるだけだから、要は借金みたいなもんでしょ。
まだ、野菜売ってない分なんだから、返せって言われたら返さなきゃいけないじゃない?
だから、これは借入金と同じで「負債」になるのよ。確か、勘定の名前は「前受金」ね。だからこう」
(現金) 300,000 (売上) 25,000
(前受金) 275,000
ヤナロウ
「ほぉ!お前も賢くなったもんやな!」
菜々子
「ふふーん。最近、文房具屋の前田さんにいろいろ教えてもらってるんだもんね」
ということで、菜々子さん大正解!
そして次の日。
牛田
「昨日は初日から大繁盛でしたよ!ありがとうございます!
あ、これが今日の分ですね!では、明日もよろしくお願いしまーす!」
ヤナロウ
「お、今日もおおきに〜!
今日は4万円分も買うていってくれたなぁ!」
菜々子
「レストランうまくいくといいね〜。あ、今日の分も付けとかないと」
(前受金) 40,000 (売上) 40,000
菜々子
「今日はお金もらってないからこうね。昨日もらった前受金を減らしておくっと!
この分じゃ、前もって受け取ってる分なんてすぐなくなっちゃうかもね」
ということですね。
今回のポイントは、事前に受け取ったときは前受金を計上しておき、それを取り崩していくといったところになります。
では、今回はここまでです。次回は、商品を売ったのにお金をすぐにもらえない場合のお話です。
大繁盛が続くベジタン。2月を迎えた今日。
今日は朝から、変わったお客さんがやってきました。
お客さん
「すいませーん!ご主人はいらっしゃいますでしょうか〜?」
菜々子
「はーい、ちょっと待ってくださいねー。主人は今、市場に仕入に出かけてるんですよ。
どういったご用件ですか?」
お客さん
「あ、奥さんでいらっしゃいますか?これはどうも!
この度、わたくし、この近くでギューギューレストランを始めることになった牛田と申します。
ベジタンさんの野菜は安くておいしいと聞きまして、伺った次第であります」
菜々子
「まぁ、それはうれしいですね」
牛田
「そこで、これから毎朝こちらでお野菜を買わせていただけるとありがたいのですが。
とりあえず、今日はキャベツ30個、ピーマン80袋、トマト50個いただけると・・」
菜々子
「それは喜んで!主人も喜ぶわ。あ、ちょうど帰ってきたみたいね」
ヤナロウ
「お、どないしたんや?」
菜々子
「こちら、レストランを始める牛田さん。これからここで野菜を買いたいそうよ。
とりあえず、今日の分出しちゃって」
ヤナロウ
「おおきに!毎度あり!」
牛田
「あ、そこでご相談なんですが、ここの代金は1ヶ月ごとにまとめて払うということでもよろしいですか?
毎日、細かく払うのはたいへんなもので」
ヤナロウ
「おぉ、かまわんかまわん!ちゃんと払ってくれるならな。こんな大量に買うてくれるんやもん!そんくらい聞かなな」
菜々子
「あ、あなた。でも、1ヶ月もお金もらえないと、うちが仕入れに行くお金なくなりますよ」
ヤナロウ
「お、おぉ、そうか・・牛田さんでしたっけ?
もしよければ、事前に10日間分くらい払ってくれへんかなぁ?
今日の分はちょっとまけといて25,000円くらいやから、とりあえず30万くらい前払いしてくれると助かるんやけど」
牛田
「わ、わかりました!そうですね、じゃあとりあえず30万円現金で今払いますね。では、これからよろしくお願いします!」
ヤナロウ
「毎度〜!いい客ができたもんやなぁ!よし、菜々子、今日の売上30万やな。オレもちょっと簿記わかってきたし、書いとくぞ」
(現金) 300,000 (売上) 300,000
ヤナロウ
「こうやな!」
菜々子
「あら、違うわよ。確かにお金は30万円受け取ったけど、全部が今日売れたわけじゃないでしょ」
はい!
ここで問題です!
このように、前持ってお金を受け取った場合は、どう記録するべきなのでしょうか??
シンキングターイム・・
とりあえず順番に考えていくと、
まず、受け取った分として、左に現金300,000円、
今日売れた分として、右に売上25,000円・・
ここで思い出してください。仕訳のルールを。
そうですね。簿記では必ず、左と右の金額は一致しなければいけませんでした。
では、今日の売上にはならない差額分275,000円分は一体何になるのでしょうか。
はい、菜々子さん。
菜々子
「これは、前もって受け取ってるだけだから、要は借金みたいなもんでしょ。
まだ、野菜売ってない分なんだから、返せって言われたら返さなきゃいけないじゃない?
だから、これは借入金と同じで「負債」になるのよ。確か、勘定の名前は「前受金」ね。だからこう」
(現金) 300,000 (売上) 25,000
(前受金) 275,000
ヤナロウ
「ほぉ!お前も賢くなったもんやな!」
菜々子
「ふふーん。最近、文房具屋の前田さんにいろいろ教えてもらってるんだもんね」
ということで、菜々子さん大正解!
そして次の日。
牛田
「昨日は初日から大繁盛でしたよ!ありがとうございます!
あ、これが今日の分ですね!では、明日もよろしくお願いしまーす!」
ヤナロウ
「お、今日もおおきに〜!
今日は4万円分も買うていってくれたなぁ!」
菜々子
「レストランうまくいくといいね〜。あ、今日の分も付けとかないと」
(前受金) 40,000 (売上) 40,000
菜々子
「今日はお金もらってないからこうね。昨日もらった前受金を減らしておくっと!
この分じゃ、前もって受け取ってる分なんてすぐなくなっちゃうかもね」
ということですね。
今回のポイントは、事前に受け取ったときは前受金を計上しておき、それを取り崩していくといったところになります。
では、今回はここまでです。次回は、商品を売ったのにお金をすぐにもらえない場合のお話です。
@ 前もってお金をもらったときは前受金!
