|
| |
|
|
| 1.勉強の基本戦略 |
| 第6回 モデリングこそ成功への近道! |
モデリングとは何か?
実はこれは、人の真似をすることです。
第1回でも書きましたが、人によってそれほど能力に大きな差はないと思います。むしろ、環境の方がよっぽど大きいんです。
例えば、なぜ日本人は柔道が強いのか、なぜ野球はヨーロッパよりアメリカが強いのか、なぜアフリカよりブラジルはサッカーが強いのか。
野球なら、体格でいえばアメリカの人とヨーロッパの人ではそれほど変わりません。サッカーなら、アフリカの人の身体能力はブラジルに勝るとも劣らないほどのものがあります。
それでも、やはり強い国は強いんです。
そのいちばん大きな理由は何か?
それが、まさに環境ではないでしょうか。
アメリカ人は、野球が大好きな人がたくさんいます。野球の上手い人がたくさんいます。そんな環境で生まれ育った子どもたちの中から、優秀な選手がうまれてくるんです。
では、子どもたちはどうやって上手くなっていくのか。
一つは、教える人が優秀だということです。ただ、誰もが優秀な人に手取り足取り教えてもらえる環境とは限りません。そんな中、上手くなる方法の一つは、上手な人を見て、そのプレーを真似しようとすることなんです。
サッカー選手でも多くの優秀な選手が、ペレ、マラドーナといった選手のプレーを見て、勉強してきました。直接、ペレやマラドーナに指導を受けたわけではなくても、彼らのプレーを見ることから、たくさんのことが学べたんです。そして、自分でそのプレーを試してみるんです。練習してみるんです。
これは、何の勉強でも同じです。自分に能力があるかないかということ以前に、自分の力だけで成し遂げようとすること自体が難しいことです。どれだけ優秀な人から学べるかの方がよほど重要なことです。
優秀な人たちの勉強方法、勉強時間、生活の仕方、そういったものを真似することで、今まで気づかなかった良い方法が見つかることがあります。もし、その相手の方法でうまくいかなかったとしたら、また別の優秀な人を探せばいいんです。たくさんの優秀な人から学ぶ中で、最終的に自分のスタイルが確立できればいいんです。
ちなみに、注意点としては、学ぶ相手が本当に優秀かどうかという点です。
中学生から見たら大学生の方が勉強ができるのは普通ですが、それだけで「その大学生から学ぼう」とすると、失敗することもあります。生きている年数が長ければ、知っていることが多いのは普通であって、勉強の仕方が上手いかどうかとは別だからです。学ぶ相手としては、「勉強」というジャンルにおいては、ずばぬけている人の方がいいでしょう。
中学生が学ぶ相手として、例えば、一般的な大学生から学ぶよりも、同じ中学の中でずばぬけて成績の良い人から学ぶ方が効果があったりします。
優秀な人を見つけて、勉強方法を学ぶということ。
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
|
|