● 転記
第7回のテーマは、仕訳についてでした。
ストーリーの中では出てきませんでしたが、まず「転記」という言葉の説明をします。
「転記」とは、仕訳をした内容を総勘定元帳に写すことです。ただ、それだけです。
例としては、「あ、そうだ。仕訳帳には仕訳を書いておいたから、あなた転記しといて」といった感じです。
これは特に覚えようとしなくても、何度か聞いていれば自然に覚えるものだと思います。
● 仕訳帳の決まりごと
次に仕訳帳の書き方についてです。仕訳帳にはいろいろとルールがあります。
けっこう細かいルールなので、ストーリーの中では説明しませんでした。
実際、今の時代パソコンがあるので、仕訳帳のルールに従って仕訳を書いている人がどれだけいるのかわかりませんが、簿記3級では出てくるので、一応書いておきます。
はい、とりあえずこの図の番号のところがポイントです。
① ここでは現金が左(貸方)、売上が右(借方)に書いてあります。基本的に、貸方に書く勘定から先に書きます。また、勘定科目であることが分かるようにカッコをつけます。
② ここには、仕訳の内容を書いておきます。これを「小書き」といいます。練習問題などで仕訳を書くときは通常書きませんが、仕訳帳を作成する問題の場合は必要になります。
③ これは「もとちょう」と読みます。ここには、総勘定元帳のページ番号を書いておきます。例えば、総勘定元帳の1ページ目に現金勘定、10ページ目に売上勘定がある場合にこのように書きます。
④ 一つの仕訳を書き終わったら、わかりやすいように線を引きます。これを「区分線」といいます。
⑤ 仕訳帳の右上には数字があります。これは、仕訳帳のページ番号です。総勘定元帳にも、仕訳帳と同じように「元丁」という欄があり、この仕訳帳のページを総勘定元帳に書きます。(このストーリーや解説では、簡単な総勘定元帳の図を使っているので、元帳欄は入っていません )
といった感じで、仕訳帳の書き方にはいくつかルールがあります。ただ、実はこれで全部じゃありません。他にも、1回の仕訳で借方に勘定科目が2つ以上出てきたとき、両方に2つ以上出てきたとき、ページのいちばん下まできたとき、次のページの最初に書くとき、など様々なルールがあります。
ここでは細かく説明仕切れませんが、これは覚えるだけのものですので、必要な方はWEBやテキスト等で調べてみてください。
ということで、今回は、転記と仕訳帳の決まりごとについてでした。