● 精算表
今回は、精算表についてでした。
これを使うことで、貸借対照表や損益計算書を便利に作ることができます。
おさらいですが、精算表は下のようなフォームになります。これは一部のみですが。
手順としては、ストーリーにもあったとおりですね。
① 試算表の金額を埋めていく
② 決算整理仕訳の金額を埋めていく
③ 損益計算書と貸借対照表の欄を埋めていく
ということになります。
ここまでで、貸借対照表も損益計算書も作成できるので、一通りの手続は完了します。
となるのですが、実はこれですべてではなくて、まだやらなければいけないことがあります。
それを次に説明します。
● 帳簿の締切
実は、何が終わっていないかというと、総勘定元帳の整理ですね。
例えば、現金勘定はこんな風になっている状態です。
これは簡便的に書いたものですが、なんにしろ総勘定元帳が中途半端な状態では、次の年に使うのに困ってしまいます。
そこで、現金勘定であれば、下の勘定のように記入しておきます。
借方と貸方の差額が残高になるわけですが、今回は20万円ですね。これを貸方に入れると、借方と貸方の合計が一致するので、貸方に20万円を入れておきます。
そして、合計が一致したこと、計算が間違っていないことを確認して、最後に二重線を引いておきます。
「今年はここまでだよ」というのが分かりますね。これを帳簿の締め切りといいます。次の年は、その下から新しい気持ちで始めていくことができます。
ということで、帳簿の締め切りが必要だというお話でした。
ただ実際は帳簿の締め切りはもう少しいろいろとやることがあります。ここでは、こういうのが必要だということだけ説明しました。
説明し始めると細かいところになりますので、興味のある方は市販のテキスト等を見ていただければと思います。
ということで、最終回は、精算表と帳簿の締め切りについてでした。